りゃんめんの舞台作りは、プロデュース方式で一回一回、メンバーを募って行われましたが、何度か続けているうちに劇団としての側面も備えるようになってきました。役者メンバーを束ね、座長として力を発揮したのが
藺森誠くんでした。このころのりゃんめんのお芝居は彼なしでは成り立ちませんでした。また、このころがりゃんめんの一番脂ののった時期でもあったように思います。
舞台創造集団りゃんめんにゅーろん公演記録 2 1998〜2001年
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年 タイトル 作 演出
1998 「 LIKE A LAIKA RAFCA 」 西岡誠一 中村英哉
1999 「 パセリの木 」 み群杏子 高木真理子
1999 「 サラスワティ 」 西岡誠一 幸晃彦
2000 「 まばたきの庭 」 み群杏子 楢崎英三
2000 「WANTED!俺たちは大工じゃない」 内藤仁 福寿淳
2001 「 パペットの屋根 」 み群杏子 幸晃彦
2002年からの舞台に藺森誠の姿はありません。舞台作りをどう人生に位置付けるか、立ち位置の問題でりゃんめんに不満を感じていた彼が退団し、彼を慕っていたメインの役者メンバーも退団していきました。また、プロの作家でもあり、藺森くんを連れて京都からやってきていたプロデューサー肌の松宮くんもこのころから姿を見せなくなりました。さらに加えて、制作面でりゃんめんを支えてくれていた西川裕子さんが、結婚、出産でしばらく演劇界を離れることに・・・。りゃんめん空中分解!あわや宇宙の藻屑とならんと思えました。でも、そこは捨てる神あれば拾う神もあり。純粋にりゃんめんで演劇体験を積んで育ちつつあったメンバーの奮闘によって、苦しくもがきながらも公演を続けることができた、そんな時期でした。
年 タイトル 作 演出
2002 「 UNDER BRIDGE BLUES 」 西岡誠一 西岡誠一
詳細
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2003 「 ポプコーンの降る街 」 み群杏子 西岡誠一
2004 「 月見荘秘話 」 西岡誠一他 西岡誠一 他
2005 「 こうしているわけ 」 南出謙吾 西岡誠一
2005 「 ひめごと 」 み群杏子 荒木道成
2006 「 ビーナスの桎梏 」 西岡誠一 西岡誠一
2006 「 White Box 」 西岡誠一他 南出謙吾 他
2007 「 森蔭アパートメント 」 み群杏子 高木真理子
2008 「 青空の窪みに、ゆびを 」 南出謙吾 南出謙吾
2009 「 カラベラの踊る日に 」 松本高誌 飯尾千津子
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